こんにちは
北九州市小倉北区、小倉駅から徒歩5分の『小倉巻き爪矯正ラボ』大西ゆうきです。
当院に来られる人の中にも多い、「深爪」
深爪が良くない、ダメだよ〜っていうのは聞いたことがある人が多いのではないでしょうか
でもなんでダメなの?
切らないと痛いから仕方ないじゃん!
ついつい深爪したくなるー
って思う人もいるかもしれませんね(^^;
今回は、”深爪はなぜダメか!“について書いていきます
ちゃんと理由を知って納得すれば、深爪したくなくなるかもしれません(o^^)b
深爪とは
深爪とは、ストレスポイントより深く、爪床が露呈していまうほど 爪を切ってしまった状態のことを言います。
(ストレスポイント…爪が皮膚から離れる部分の両方の端のこと。爪の中で、一番負担(ストレス)がかかる部分
(爪床…爪引っ付いている部分の皮膚。爪から透けてピンク色に見えているところ
ストレスポイントや爪床についてはコチラ→爪の構造・解剖、各名称
簡単に言うと、爪の白い部分がなくなるくらい、切ってしまった状態です
そこまで切ると、爪に守られるはずの薄くて弱い皮膚が、表に出てきてしまいます
痛みの対処でつい深く切ってしまうのは、まだ仕方ないなと思います(そんな状態の方は、テーピングがオススメです)
でも、爪の白い部分があるのが嫌!気になる!って言って、毎回ギリギリまで切る癖のある人、いますね
本当にやめた方がいいです…(>_<)
深爪を続けると…
深爪を続けると起きてくること。
主に4つあります
①「伸びると痛い」という状態に
②爪棘を作ってしまう
③陥入爪
④爪囲炎
それぞれ解説していきますo(´∀`)9 !
①「伸びると痛い」という状態に
深爪の状態を長く続けていると、「爪が伸びると痛い」という状態になってしまいます。
そうなると、伸ばしてくても、痛くてなかなか伸ばせません。
深爪をすると、爪の先端が皮膚より手前にある状態になります
また、深爪の状態が続くと、爪の周囲の肉が膨隆してくるようになります
そうすると、爪が肉に埋もれ、爪の端が外から見えないような状態になってしまいます。
そのままでは、爪が伸びてきたとき 爪の先端が前の皮膚に突き刺さります
それによって、痛みが生じ、伸ばせずに切ってしまいます(><)
切って、伸びたら痛くなって、また切って…
悪循環が始まります
②爪棘を作ってしまう
https://ameblo.jp/makidume-tumehura/entry-12245964255.html参照
さきほども書きましたが、深爪の状態が続くと周囲の肉が膨隆し、爪が肉に埋もれる状態になります
なので、爪の端が見えず、分かりにくくなります
その状態で爪を切ることで、爪の端に切り残しが起こりやすいです。
爪の端が棘のような形で切り残され、それが爪棘になります
上の画像の右上、あれが爪棘です。
見えないところにこんな棘が隠れていました。
③爪囲炎(そういえん)
爪囲炎とは、爪の周囲に炎症が起きている状態のことを言います。
深爪をすると、普通は爪に守られている、薄くて弱い皮膚が 露呈してしまいます。
なので爪の周囲の皮膚のバリア機能が低下します
そうすると、普段は防いている病原体などが 体内に侵入してしまい、炎症が起こりやすくなります
ちなみに爪囲炎は、爪を噛む癖や、ささくれをはがしてしまうことでも起きます
爪囲炎が起きると、指が腫れて赤くなり 痛みが生じます。
膿が溜まってくることもあり、水ぶくれができることもあります
慢性化してしまうと、肉芽(にくが/にくげ)が形成されてしまうこともあります。
④陥入爪
陥入爪とは、爪が皮膚に食い込んで炎症を起こしている状態のことを言います。
上の画像の方は、靴が履けないほど痛みがあったそうですが、見た目からはそんなに巻いていたり、皮膚に刺さっていたりするようには見えませんでした。
しかし、深爪により爪が肉に埋もれてしまっているだけで、見えないところで 切り残した爪が皮膚に突き刺さり、痛みを引き起こしています
陥入爪の原因の多くは、深爪です
原因として↓↓
◎爪棘が皮膚に突き刺さる
②で説明した爪棘ですが、爪が伸びてきたときに、その爪棘が 伸びた先の皮膚に突き刺さる形になります。
◎爪の端、断片が皮膚に食い込む
深爪にすると、画像のように 指の肉の端より、爪の端の方が手前にきますよね
体重をかけたり靴を履いたりなどで 指に外力が加わった際、爪と指の肉は お互いを押し合う形になります
そのとき、この爪の端の部分には大きな圧力・負担がかかり、皮膚に食い込む形になります。
◎皮膚の方も弱っている
そもそも皮膚の方も弱っているから、炎症が起きやすい、ということもあります。
深爪にすると、薄くて弱い皮膚が露呈してしまうんでしたね
皮膚の方のバリア機能が低下しているのも、原因の一つです
◎爪の長さが短い
爪のそのものの長さが短いということは、皮膚と爪の接している部分が短くなる、ということになります
同じ力が加わるとき、力が加わる面積が小さいほど、かかる圧力は大きくなりますよね
例えば包丁。
固い物(生のカボチャとか)をきるとき、包丁の面の部分で押しても、凹みもしません
線(刃の部分)で押すと、面の時と同じ力でも、少し切れますね
点(刃の先)で押すと、同じ力で、一番深く切れます。
つまり、加わる力が同じでも、その力が加わる面積が小さければ小さいほど、その部分にかかる圧力は大きくなるんです。
爪の長さが短くなるということは、爪が長いと耐えられた力でも、耐えられなくなり、炎症が起こってしまいやすくなるということです。
まとめ
深爪はしない!!!
深爪は、百害あって一利なし
爪を切る時は、正しい切り方をしましょう
陥入爪や巻き爪になってしまったら、痛くて大変な思いをし、通院でお金もかかります。
予防が一番大事です^^
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大西 ゆうき(おおにし ゆうき)

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※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。
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